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ギターを磨くのにポリッシュを使う、レモンオイルを使うという人はたくさんいる。私ももちろん使う。でも、もうひとつ使うものがある。それはアルコール。 アルコールといってもいろいろあるが使うのは手に入りやすい消毒用エタノール。 アルコールは一部のラッカー塗装を侵す。つまり塗装を傷める。そんなもの使ってもいいのか? そんなに一気に溶けるようなことは無いので心配しなくてもよい。浸して放置すれば痛むかもしれないが、スプレーして吹き上げるくらい、シリコンで表面を削るのに比べたらたいしたことはない。少々劣化した表面を軽く溶かして汚れとともに取り去ってやるのだ。 アルコールで少々柔らかくなったラッカーはそのまま干しておけば平滑になって直ぐに硬くなる。仕上がりもきれいだ。 ギターにたばこのヤニや手垢がこびりついていることもある。こんなときもアルコールは効果的だ。面白いようにとれる。 アルコールは比較的早く蒸発するので、木部に対する影響も少ないかもしれない。いや。早く蒸発するので水分を抜きやすくなるかもしれない。油分を除去する効果もあるだろう。手にアルコールをつけるとカサカサになるのと同じだ。だから、私はアルコール掃除の後は、乾燥後レモンオイルで仕上げるようにしている。 まれに、こすりすぎて塗装が斑になることもある。こすると古い塗装がポロポロ取れてくるのにいい気になってしまうと、ついこすりすぎてしまう。こんなときは、できるだけきれいな布でアルコールをスプレーしては軽く拭き、また、スプレーしては軽く拭くといったことを繰り返す。ある程度、斑がなくなったら、後は乾かして暫くたってから徹底的に乾拭き!これでほんとにきれいになる。 ポリウレタン塗装の場合は塗装面が丈夫なのでずいぶん気が楽だ。変なポリッシュを使ってシリコンオイルがベタベタギラギラになったギターなどは、アルコール掃除をすると自然なツヤが戻ってくる。まずはアルコールでオイルやヤニを落とす。乾かしてからレモンオイルを塗ってまた乾燥、後は乾拭きだけ。これが一番いいと思う。 アルコール掃除は、一度やればよほどの事が無い限り当分やる必要は無い。居酒屋へ持っていって、手羽先を食べた手でギターを弾いた後などに使えばよいだろう。 消毒用エタノールは500ml入りで1000円も出せば手に入る。ギターに使うのはほんの少しで十分だ。すると、アルコールが大量に残ってしまう? 大丈夫、これは立派な消臭スプレーになる。市販の消臭スプレーは消毒用エタノールに香料などを混ぜているのだ。 私は、汗をかいたシャツなどにさっと一吹きしている。これで、洗濯場に置いておいても臭いが出ない。 また、ノートパソコンの掃除にも使っている。液晶画面などは吹き斑もなくきれいになる。 最後に、この方法も試すときは自己責任で。 変色、塗料の痛みなどについては目立たないところで試してから行ってください。 でも、ギターの目立たないところってどこだろう? |