さまざまな方々に占いを提供していく中で、占いを上手に活用できる人とそうでない人とがおられます。
そこで今回は占いやカウンセリングを上手に活用するための心がまえについてお伝えしたいと思います。
占いやカウンセリングは、お金とどうつきあうか?ということと同じ
私たちの人生においては、お金がついてまわります。
給料にしても、人間関係にしても基本的に「お金」との付き合い方を知っていることが必要です。
最近は従来のお金にかわって電子マネーや仮想通貨などのあらたなお金が生み出されてきていますが、今回お伝えしたい内容はそういった知識的なことではありません。
「こころがまえ」です。
例えば、家を買うとします。
そういった場合、
「自分が意思決定をしっかりとおこない、お金をどのように使うか?を自分で決める」という在り方が理想です。
しかし、以下のようなこともよく起こります。それは・・・。
「自分が意思決定できずに、お金を借りるため銀行やローン会社の言いなりになってしまう」ケースです。
ここでお伝えしたいことは、銀行やローン会社の言うことを聞くな、と主張しているのではありません。
そうではなくて、自分が意思決定する、ということを忘れてはならない、ということを言いたいのです。
周囲の人のアドバイスはとても大切です。
そのアドバイスを有効に生かすためには、「最終的に自分が決定する」という責任感が重要になります。
自己決定が大切
占いやカウンセリングにおいても、上記の例と同じことが言えます。
提案された行動や考え方を受け入れるかどうかは、相談者自身が決める必要があります。
提案内容によっては相談される方が「受け入れがたい」と感じることもあると思います。
指摘された内容が当たっていないと感じるときもあるでしょう。
そういった感覚があるときは、その提案や指摘は採用しない、というスタンスであってほしいと思います。
「すべて先生の言うとおりにします」
という相談者さんもおられます。
しかし、実際に生きていくのは相談者ご自身であって、カウンセラーが人生を代行するわけではありません。
あくまでも相談者さんご自身の人生なのですから、カウンセリングの内容をよく考え、アドバイスを実行する,しないを選びきる心がまえを持ちながら、占いを受けてほしいと願っています。